ネット上の一部コミュニティでは、「流通経済大サッカー部はスポーツ推薦の特待生しかチャンスがない」「一般入学組は門前払いにされる」といった極端な噂が囁かれることがあります。しかし、これらは現場の仕組みを誤解した偏見に過ぎません。
確かに、流通経済大学サッカー部セレクション選考基準は非常にハイレベルです。スカウト推薦枠で入部する選手は高校時代から全国レベルで名を馳せたエリートが中心となります。しかし、一般入学や公募推薦からセレクションを受けて入部し、努力と成長を重ねてAチームまで這い上がった事例は過去に幾度も記録されています。
現場の指導陣がセレクションで重視するのは、単なる現在の足元の技術(オン・ザ・ボールのスキル)だけではありません。首脳陣が注視しているのは、以下の3点です。
1つ目は、「オフ・ザ・ボールでの走力と連続性」。90分間インテンシティを落とさずにハードワークできる走力基準をクリアできるかどうか。2つ目は、「戦術理解度と周囲との協調性」。自分のプレーに固執せず、ピッチ上の状況変化を即座に認知してチームのために動けるか。そして3つ目が、「逆境に直面したときのメンタルタフネス」です。ミスをした直後や厳しい指示を受けた際の立ち振る舞い、修正能力が厳密にチェックされています。
派手な個人技があっても、守備への切り替えを怠る選手や自己管理のできない選手は厳しく淘汰されます。逆に、基礎技術と強靭な献身性を兼ね備えた選手であれば、出自に関係なく平等にピッチへの扉が開かれています。この公平な選考プロセスが、流通経済大学サッカー部評判を高水準で維持させている理由です。