Q1:住宅街や公園でツキノワグマを目撃した場合はどう通報すべきですか?
A1:身の安全を最優先に確保し、安全な建物内や車内に入った上で、直ちに「110番」または自治体の代表窓口・鳥獣被害担当課へ通報してください。通報時は「目撃した正確な場所」「クマの大きさ(成獣か子グマか)」「移動している方角」「周囲の人通りの状況」を簡潔に伝えます。現場にとどまって動画撮影などを行うことは極めて危険ですので厳禁です。
Q2:子グマを見かけたとき、おとなしそうなら近づいても大丈夫ですか?
A2:極めて危険な状況です。子グマの周囲数十メートル以内には、ほぼ100%の確率で母グマが潜んでいます。クマの母親は母性本能が極めて強く、子グマに近づく人間を「我が子を脅かす外敵」と見なし、猛烈な勢いで排除攻撃を仕掛けてきます。子グマを見かけたら決して近寄らず、刺激しないよう速やかにその場を離脱してください。
Q3:ツキノワグマに襲われた際、格闘して撃退したニュースを見ますが棒やナタは有効ですか?
A3:ナタやストックで反撃して助かった事例は実在しますが、それは奇跡的な例外であり推奨される戦術ではありません。クマの皮膚と筋肉、頭蓋骨は極めて頑丈で、中途半端な打撃は逆にクマを激高させ、執拗な致命的攻撃を誘発します。刃物や棒はあくまで最終防御の盾として構える程度にとどめ、物理的な反撃よりもスプレーの噴射や頭頸部の防御姿勢に徹することが統計的に最も生存率を高めます。