現在のドメブラシーンを語るうえで欠かせない代表格から、大人のワードローブに組み込むべき名門ブランドまで、性別を問わず支持される主要レーベルの現在地を整理します。
現代ドメブラの双璧:AURALEEとCOMOLI
2010年代半ばからシーンの頂点に君臨し、現代のスタンダードを定義したのがAURALEEとCOMOLIです。
岩井良太氏が率いる「AURALEE(オーラリー)」は、世界各地から厳選した原料を用い、テキスタイル作りから徹底的にこだわり抜くことで知られます。カシミヤや極細のウール、極上のギザコットンを惜しみなく使用したアイテムは、光の当たり方で表情を変える絶妙なニュアンスカラーと上品な落ち感が持ち味です。今やパリファッションウィークでも確固たる地位を築き、ドメスティックブランドおすすめレディースとしても真っ先に名前が挙がる存在です。
一方、小森啓二郎氏が手掛ける「COMOLI(コモリ)」は、「日本の気候に合う、日本人のための服」という揺るぎないコンセプトを貫きます。代表作のタイロッケンコートやコモリシャツは、身体と布の間に空気をはらむような独特のゆとりを持ちます。湿度の高い日本の夏でも肌に張り付かず、冬は暖気を閉じ込める計算されたドレープは、袖を通した瞬間に虜になるファンが後を絶ちません。
孤高のアバンギャルドと継承者たち
日本のファッションを世界基準へと押し上げた原点であるコムデギャルソンは、川久保玲氏の妥協なき前衛精神のもと、現在も唯一無二の存在感を放ち続けています。そこから派生した阿部千登勢氏による「sacai(サカイ)」は、異素材のハイブリッド手法で世界のファッショニスタを魅了し続けています。
また、ドメスティックブランドおすすめメンズにおいて、ミリタリーとワークを極限まで洗練された都会服へと昇華させた「CIOTA(シオタ)」や「MARKAWARE(マーカウェア)」、さらに都市生活とアウトドアをシームレスにつなぐ「DAIWA PIER39(ダイワピア39)」なども、2026年のワードローブに不可欠な存在として確固たる基盤を築いています。
独自の造形美を追求するレディース&ユニセックスブランド
レディースを中心に支持を拡大しているのが、ミリタリーやヴィンテージの機能美を現代的なカッティングで再構築する「HYKE(ハイク)」です。一切の無駄を削ぎ落としたミニマルなトレンチコートやボアジャケットは、毎シーズン争奪戦が繰り広げられます。
さらに、3Dコンピューター・ニッティング技術を駆使し、衣服の廃棄を最小限に抑えながら構築的なシルエットを生み出す「CFCL(シーエフシーエル)」は、イッセイミヤケ出身の高橋悠介氏が立ち上げ、環境意識の高い現代の消費者から絶大な支持を集めています。