容姿端麗で人柄も良く、誰からも愛されるキャラクターでありながら、なぜ今も独身を維持しているのか。取材によって浮かび上がる藤澤五月 独身の理由は、トップアスリートならではの過酷な日常と、彼女自身の競技哲学にあります。
第一の理由は、1年の大半を海外と地方遠征に費やす生活サイクルです。ロコ・ソラーレは年間100日以上をカーリングの本場カナダやヨーロッパで過ごし、世界トップチームとしのぎを削っています。時差のある海外生活と日本国内を行き来する超過密日程の中で、特定の相手と時間を共有し、交際関係を深めることは物理的に極めて困難です。
第二に、チームの勝敗を一人で背負うスキップという重責です。1投のミスが数年分の努力を水泡に帰す極限状態と向き合う中で、藤澤選手は「いまはカーリングに自分の全情熱を注ぎ込みたい」という意志を周囲に公言してきました。
過去のテレビ特番や雑誌のインタビューにおいて、藤澤五月選手は自身の好きなタイプについて次のように語っています。
- 「自分よりも背が高く、包容力がある人」(身長156cmの藤澤選手にとって、見上げるような安心感のある男性が理想)
- 「何かに一生懸命打ち込んでいるスポーツマン」(勝負の厳しさやアスリートのストイックさを肌感覚で共有できる人)
- 「一緒にいて気を使わず、穏やかに笑い合える人」(日常の緊張感を解きほぐしてくれる自然体な存在)
「引っ張っていってくれるリーダーシップのある男性が好み」と明かしたこともあり、競技では自らが司令塔としてチームを牽引する立場だからこそ、私生活では肩の力を抜いて甘えられるパートナーを求めている心理がうかがえます。