警察官の手信号と信号機はどっち優先?知らなきゃ危険な罰則と覚え方

警察官の手信号と信号機はどっち優先?知らなきゃ危険な罰則と覚え方

警察官の手信号と信号機はどっち優先?知らなきゃ危険な罰則と覚え方の重要なポイントについて、分かりやすい解説を取りまとめてご紹介します。

「警察官の合図をよく見落としてしまい、そのまま交差点を横切ってしまった」という言い訳は通用しません。手信号に従わない行為は、道路交通法第7条違反となり、電灯の信号機を無視した場合と全く同じ法的罰則が科されます。

手信号を無視した場合の行政処分および刑事処分をまとめた比較データは以下の通りです。

項目手信号無視(警察官・交通巡視員)通常の信号無視(電灯式信号)編集部の見解・評価違反名信号無視(赤色等)信号無視(赤色等)法的性質は完全同一。情状酌量の余地なし違反点数2点(酒気帯び時は14点〜25点)2点(酒気帯び時は14点〜25点)過去に前歴があれば即座に免停基準に達する重さ反則金(普通車)9,000円9,000円大型車12,000円、二輪車7,000円、原付6,000円刑事罰(非反則行為時)3月以下の懲役又は5万円以下の罰金3月以下の懲役又は5万円以下の罰金反則金の未納や悪質な否認は略式起訴・前科の対象警備員の誘導との違い法的拘束力あり(絶対服従)法的拘束力あり(絶対服従)警備員の合図は「お願い」に過ぎず法的拘束力なし

警察官の手信号を無視した場合の違反点数はきっちり2点加算されます。累積点数がすでにたまっているドライバーであれば、この一度の誤認で一発免停処分を受けるリスクを孕んでいます。

さらに見過ごせないのが事故時の民事責任です。手信号を無視して交差点に進入し、他車や歩行者と衝突した場合、過失割合は通常の赤信号無視と全く同様に極めて重く算定されます。基本過失割合が「100対0」に近い判定となり、保険金支払いや損害賠償請求において圧倒的に不利な立場へと追い込まれます。

池田 達也
著者

池田 達也

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。