関西圏で代表的な施設である関西池田記念墓地公園(兵庫県丹波市氷上町長野296-1)は、山間部の広大な敷地を活かしたフラットな芝生墓所として整備されています。一般的な霊園で見られる背の高い和型墓石や多様な洋型墓石が乱立する光景とは一線を画し、墓石の大きさや形状がすべて同一の高級みかげ石で統一されている点が大きな特徴です。
墓地の基本設計として、1区画あたり約4㎡というゆとりある面積が確保されています。納骨スペースであるカロート(納骨室)には、5寸骨壺を最大16個まで埋蔵可能となっており、一代限りではなく子や孫へと永代にわたって受け継ぐ構造を採用しています。
利用にあたって必要となる「永代使用料」および「墓石建立費」を合算した初期費用は、民間の公園墓地で同規模(4㎡クラス)のお墓を建てる場合と比較して極めて合理的な水準に設定されています。民間霊園では墓石代だけで150万円〜300万円、土地の永代使用料を合わせると250万〜400万円を超えるケースが珍しくありませんが、学会墓園では規格化と共同調達により、取得時の総額負担が抑えられているのが実情です。
また、墓園を維持するための年間管理費についても、専任スタッフによる芝生の刈り込みや共用施設の清掃、道路・排水設備の保守点検を含め、年額数千円〜1万円前後の均一料金で運用されており、民間霊園のような高額な維持費トラブルが発生しにくい仕組みが構築されています。