信子さまの歩みを振り返るうえで欠かせないのが、日本近現代史を象徴する華麗な血統と経歴です。1955年4月9日、実業家・麻生太賀吉氏と和子さん(吉田茂元内閣総理大臣の三女)の三女として誕生されました。自民党重鎮で元首相の麻生太郎氏は実兄にあたります。
聖心女子学院初等科・中等科を経て英国の寄宿学校へ留学された信子さまは、豊かな国際感覚と教養を育まれました。1972年、高校生の頃に当時26歳だった寬仁親王殿下からプロポーズを受け、8年の交際期間を経て1980年11月にご成婚。寬仁親王妃信子殿下となられました。
ご成婚後は、長女の彬子さま(1981年生)、次女の瑶子さま(1983年生)を出産。公務の傍らで発揮されたプロ級の料理の腕前は広く知られ、自ら考案したレシピをまとめた料理書『四季の家庭料理』や『思い出の先にはいつも家庭料理』を出版するなど、家庭的な温もりを持つ皇族として絶大な親しみやすさを獲得されました。