ピタゴラスイッチのオープニングテーマを最短でマスターするには、まず吹きやすい調性(キー)を選ぶ視点が欠かせない。原曲のニュアンスを保ちつつ、小学校で習うソプラノリコーダーで最も吹きやすいのは、シャープやフラットが極力出現しないハ長調(Cメジャー)またはト長調(Gメジャー)のアレンジだ。
初心者が最も取り組みやすい「ピタゴラスイッチ楽譜ドレミ(ハ長調版)」の主旋律冒頭フレーズは次のようになる。
【冒頭メインフレーズのドレミ階名】
「ソ・ド・ミ・ソ・ラ・ファ・ミ・レ/ソ・シ・レ・ファ・ソ・ファ・ミ・ド/……ピタッ、ゴラッ、スイッチ!」
ここで鍵を握るのが、ソプラノリコーダー指使いの安定性だ。低音の「ド」から中音域の「ラ」まで指を上下させる際、初心者は指孔のふさぎ方が甘くなり、音程が上ずったり「ピー」という倍音の裏返りノイズを出してしまいがちになる。
特に注意すべきは、左手親指のサムホール(裏孔)の密閉度だ。中音域の「ラ」や「ソ」を吹く際、親指がわずかにずれるだけで空気漏れが起きる。指先を丸めず、指の腹の柔らかい部分で孔を吸い付くように塞ぐ感触を掴むことが、ピタゴラスイッチリコーダー簡単攻略の第一歩となる。