OS再起動やBluetoothのオン・オフをいくら繰り返しても状況が改善しない場合、問題はデバイスマネージャー深部のレジストリ情報破損に移行しています。ここで有効となるのが、Bluetoothドライバ再インストールの経緯と手順です。
Windowsの「スタート」ボタンを右クリックし、「デバイスマネージャー」を開きます。「Bluetooth」カテゴリを展開し、搭載されているBluetoothアダプター(例:「Intel Wireless Bluetooth」や「Realtek Bluetooth Adapter」など)を右クリックして「デバイスのアンインストール」を選択します。このとき「このデバイスのドライバーを削除しようとしました」のチェックボックスは絶対にオフのままアンインストールを実行してください。その後PCを再起動すれば、WindowsのPnP(プラグアンドプレイ)機能が純正ドライバを自動的に再構成し、破損した接続キャッシュが一掃されます。
同時に見落とせないのが、キーボード側のハードウェアリセットです。Bluetoothキーボード初期化リセットの公式手順はメーカーやモデルごとに厳格に定められています。
例えばロジクール製「MX Keys」シリーズなどの場合、「電源をオンにした状態で、Esc → O、Esc → O、Esc → B」の順にキーを素早く入力すると、インジケーターランプが全点灯して工場出荷状態にリセットされます。エレコム製品では「電源をオフにし、Fn+特定の初期化キーを押しながら電源をオンにして数秒保持する」といった物理シーケンスが採用されています。ハードウェア側に残った壊れたホスト端末情報(MACアドレス)を消去することが、ペアリングループから脱出する鍵です。