1995年に国立大学として日本で初めて設置された静岡大学情報学部は、情報科学・認知心理・社会情報デザインを包括する「文理融合型」教育の先駆者です。単なるプログラミング教育にとどまらず、人間の行動心理や社会制度までを俯瞰できるカリキュラムが、DX推進を急ぐ産業界のニーズと合致しています。
大学が公表している就職統計資料によると、静岡大学情報学部の就職先は極めて堅調です。NTTデータ、日立製作所、富士通といった大手SIerをはじめ、ヤフーや楽天グループなどのITメガベンチャー、さらにはトヨタ自動車、スズキ、ヤマハといった静岡・愛知エリアに強固な基盤を持つグローバル製造業への技術職・総合職採用が毎年多数を占めています。
大手就職情報会社のアナリストは次のように分析します。「地方国立大学でありながら、OB・OGがIT業界の中枢で多数活躍しており、企業の採用現場におけるブランド力はMARCHや関関同立の情報系学部を凌駕する場面も少なくありません。特に浜松というものづくり文化が根付く土地柄、ハードとソフトの双方を理解する実践型人材としての信頼が厚いのが特徴です」