反射防止フィルムはなぜぼやける?後悔する決定的な理由と失敗しない選び方

反射防止フィルムはなぜぼやける?後悔する決定的な理由と失敗しない選び方

反射防止フィルムはなぜぼやける?後悔する決定的な理由と失敗しない選び方とは一体何なのか? 主要なファクトを丁寧に紐解いて紹介します。

反射防止フィルムを貼り付けた直後、画面の精彩さが失われてがっかりした経験を持つ人は大勢います。この反射防止フィルムで画質が落ちる真相は、外光の映り込みを打ち消す物理的な仕組みそのものにあります。

一般的なアンチグレアフィルムは、表面にミクロン単位の微細な凹凸を設ける「サンドブラスト加工」や「エッチング処理」が施されています。外から入ってくる光を様々な角度へ乱反射させることで、自分の顔や室内の照明が鏡のように映り込む現象をシャットアウトする設計です。しかし、この凹凸は外からの光だけでなく、ディスプレイの液晶や有機ELが放つ光までも拡散させてしまいます。

その結果、本来なら直線的に目に届くはずのRGBピクセルの光が散乱し、画面全体がうっすらと白く霞んだり、砂粒状のギラつき(モアレ)が生じたりします。これが「画面がぼやけて文字が見づらい」と感じる反射防止フィルムのデメリットの根本的な理由です。とりわけ、1インチあたりの画素密度が高い4KノートPCや高精細スマートフォンに目の粗い低価格フィルムを貼った場合、この画質劣化はより顕著に現れます。

中川 明日香
著者

中川 明日香

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。