乾燥機を導入することで得られる最大の恩恵は、作業待ち時間の大幅な圧縮です。特に近年主流となりつつある水性ホビーカラーやアクリジョン、ファレホなどの水性エマルジョン塗料は、ラッカー塗料に比べて塗膜の完全硬化までに半日から1日以上の時間を要する点が課題でした。
山善の乾燥機内にパーツを配置した場合、塗料ごとの乾燥時間は以下のように短縮されます。
- ラッカー塗料(溶剤系アクリル):自然乾燥で2〜3時間要するところ、約30分〜45分でマスキング可能なレベルまで硬化。
- 水性ホビーカラー(新水性アクリル):自然乾燥で6〜12時間要するところ、約1時間〜1.5時間で指触・重ね塗り可能。
- エナメル塗料(スミ入れ・部分塗装):自然乾燥で12〜24時間要するところ、約2時間〜3時間で完全定着。
- サーフェイサー下地:吹き付け後約20分〜30分で本塗装へ移行可能。
乾燥待ちで作業が数日間に分断されていた工程が1日のセッション内で完結するため、ガンプラの全塗装やカーモデルの多層クリアーコートにおける作業リズムが劇的に向上します。