放送から15年以上の歳月が流れた今、作品を支えた豪華キャスト陣はそれぞれどのような軌跡を辿っているのでしょうか。主役の2人の現在の躍進はもちろん、視聴者の涙を誘った3兄妹の子役たちの成長ぶりは大きな関心を集めています。
ヒロインの美田園アリスを演じた上戸彩は、本作で見せた天真爛漫なコメディエンヌとしての才能をさらに開花させ、国民的ドラマ『半沢直樹』や映画『昼顔』など幅広いジャンルで圧倒的な存在感を放ち続けています。プライベートでは3児の母となり、公私ともに円熟味を増したトップ女優として君臨しています。
ド貧乏でお人好しのシングルファーザー・佐藤太郎を好演した大泉洋は、その後NHK大河ドラマの主演級ポジションや『NHK紅白歌合戦』の司会を連続して務めるなど、日本を代表するエンターテイナーへと登りつめました。当時の取材会で大泉は「極貧の役作りで子どもたちと接するうちに、本当の家族のような情が湧いてしまった」と述懐していましたが、その卓越した人間味とアドリブ力は本作で確固たる評価を獲得したと言えます。
そして多くのファンが気になっているのが、太郎の愛しい3人の子どもたちを演じた元子役たちの動向です。
- 長男・佐藤一郎役(清水優哉):しっかり者の長男として太郎を支えた清水優哉は、その後もドラマや映画に出演しつつ学業を優先。名子役としてのキャリアを経て、現在は一般の進路を歩みながら着実な社会人生活を送っていると報じられています。
- 次男・佐藤二郎役(吉川史樹):やんちゃで食いしん坊な次男を愛嬌たっぷりに演じた吉川史樹は、当時多数のCMやドラマで活躍。青年期以降は芸能界から離れ、学業や自身の新たな目標に向かって自立した生活を送っています。
- 長女・佐藤花子役(畠山彩奈):「パパ大好き!」と無邪気に抱きつく姿で日本中のお茶の間をメロメロにした末っ子・花子役の畠山彩奈は、映画『20世紀少年』の遠藤カンナ(幼少期)役などでも天才子役として名を馳せました。成長後は声優や舞台への挑戦など多方面に活動の幅を広げ、大人の表現者として歩みを進めています。
また、ライバルの後藤田司をクールに演じた柏原崇は近年、中国などアジア圏でのプロデュース業やクリエイターとしての活動に軸足を移し、アリスの親友役を務めた国仲涼子や継母役の若村麻由美も、日本のドラマ界に欠かせない実力派バイプレイヤーとして確固たる地位を築いています。