プロ直伝の袴のたたみ方完全ガイド!卒業式・武道別の結びと保管術

プロ直伝の袴のたたみ方完全ガイド!卒業式・武道別の結びと保管術

プロ直伝の袴のたたみ方完全ガイド!卒業式・武道別の結びと保管術の全貌を詳しく解説してご紹介します。

袴をたたむ際、最も重要なのは作業環境です。床の上に広めの敷物や衣装敷きを広げ、平らなスペースを確保してから作業を開始します。袴は大きく分けて、卒業式などで女性が多く着用するスカート状の行灯袴(あんどんばかま)と、剣道・弓道や男性の礼装に用いられる股が分かれた馬乗袴(うまのりばかま)の2種類が存在します。

1. 卒業式の定番「行灯袴」のたたみ方

行灯袴は仕立てが筒状になっているため、比較的シンプルな手順で美しく整えられます。

まず、袴の前身頃を手前に向けて平らに広げます。前側にある5本のひだを左右対称にまっすぐ整え、手で軽く撫でて空気を抜くように折り目を際立たせます。次に、袴を裏返して後身頃を表にし、後側の左右1本ずつのひだ(または背板の下の折り目)を整えます。両脇の余分な布を中心に向かって内側に折り込み、全体の横幅をすっきりとした長方形に整えた後、裾を持ち上げて腰板(または帯布)の下まで二つ折り、あるいは三つ折りにします。

2. 剣道・弓道で多用される「馬乗袴」のたたみ方

股部分が分かれている馬乗袴は、中央の縫い目を基準に平らにすることが肝心です。稽古後の剣道 袴のたたみ方や弓道 袴 たたみ方 簡単なルーティンとしても共通します。

前身頃を上に向け、左右のひだを指先でしっかりとつまみ直して整えます。股の割れ目部分を平らに押し広げ、左右の足部分が重ならないよう均等に配置します。裏返して後身頃のひだを同様に整えたら、両サイドの角を中央に向けて斜めに折り込み、裾を上部へ向かって折り畳みます。折り目が定着している袴であれば、要所を押さえるだけで3分もかからずコンパクトに収まります。

山口 彩花
著者

山口 彩花

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。