Q1:普通の人が飲めば、テスト勉強や資格試験で一時的に徹夜できますか?
A1:全くできません。ストラテラは眠気を覚ます薬ではなく、むしろ服用初期に「強烈な傾眠(日中の眠気)」を引き起こす副作用があります。また、薬効が安定するまでに2〜4週間以上かかるため、試験前夜の服用は激しい胃痛と吐き気で試験本番すら受けられなくなる致命的な事態を招きます。
Q2:ストラテラに依存性はありますか? 一度飲むとやめられなくなりますか?
A2:ストラテラ自体には、コンサータや覚醒剤のようなドーパミン報酬系を直接刺激する「精神依存・多幸感」は医学的にほとんどありません。しかし、健常者が「集中できるはずだ」という強い思い込みから服用を重ねると、心理的な執着を生み、体調不良が続いているにもかかわらず服用をやめられない心理的トラップに陥る恐れがあります。
Q3:病院の精神科で「集中力がない」と訴えれば健常者でも処方してもらえますか?
A3:虚偽の申告で処方を受けることは不可能です。精神科や心療内科では、詳細な生育歴の聞き取り、WAISなどの知能検査、心理検査、周囲からの情報などを総合して慎重にADHDの確定診断を下します。単なる一時的な集中力不足に対して安易にストラテラが処方されることはありません。
Q4:1回だけ試しに飲んでみる程度なら、重い副作用は出ませんか?
A4:1回の服用であっても強い副作用が現れます。ストラテラの初期副作用である吐き気、嘔吐、頭痛、血圧上昇は、初回投与直後から発生するケースが非常に多いです。たった1カプセルの服用で数日間にわたる激しい胃腸障害に苦しむ健常者も多く、興味本位の試行は極めて危険です。