世論調査の電話がかかってくる確率は?固定・携帯の当選率を徹底解剖

世論調査の電話がかかってくる確率は?固定・携帯の当選率を徹底解剖

世論調査の電話がかかってくる確率は?固定・携帯の当選率を徹底解剖に関する主要な事実を分かりやすくまとめました。最新データをチェックしましょう。

世論調査の現場で長年採用されているのが、RDD(Random Digit Dialing)方式と呼ばれる手法だ。これはコンピューターによってランダムに数字を組み合わせ、電話番号を自動生成して発信する仕組みである。名簿や電話帳を使うのではなく、番号そのものを乱数で作成するため、プライバシーに配慮しつつ全有権者を等しい確率で抽出できるとされてきた。

「たった数千人の回答で、1億人以上の国民全体の意志がわかるのか」という疑念は根強い。しかし、ここには確固たる統計学の理屈が存在する。全体(母集団)から無作為に1,000件以上の有効回答を集めれば、信頼度95%のとき、誤差範囲はおおむねプラスマイナス3%以内に収まる。抽出さえ厳密にランダムであれば、母集団が10万人であっても1億人であっても、必要となるサンプル数はほとんど変わらないという点が、標本調査における数学の魔法と言える。

中川 明日香
著者

中川 明日香

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。