家庭で焼く際に多くの人が直面するトラブルが、「ジャムが底に沈んで焦げてしまう」「生地がふんわり膨らまない」という失敗だ。これを確実に防ぐための第一のコツは、ジャムの水分量調整にある。市販のジャムを使用する場合は、少し固めのテクスチャーのものを選ぶか、事前に軽く加熱して余分な水分を飛ばしておくとよい。
第二のコツは、粉類を加えた後に生地を「混ぜすぎない」こと。ゴムベラで切るように手早く混ぜ、ダマが少し残る程度で止めるのがふんわり焼き上げる鉄則だ。そして第三のコツが焼成温度のメリハリである。最初に190度の高温で一気に生地を立ち上げ、その後180度に下げて芯まで火を通すことで、きれいな割れ目がついた理想のフォームが完成する。