Q1:未開封で冷暗所に置いていた日本酒なら、2〜3年前のものでも美味しく飲めますか?
A1:火入れ処理が2回行われている一般的な純米酒や本醸造酒であれば、2〜3年経過していても十分に飲める状態が保たれているケースが大半です。新酒らしいフレッシュさは落ち着き、角が取れてマイルドでコクのある味わいに変化していることが多いため、冷酒よりもぬる燗など温めて飲むとさらに美味しく楽しめます。
Q2:賞味期限が切れたように古く黄ばんでいる日本酒を飲んで、お腹を壊すことはありますか?
A2:未開封であればアルコールによる殺菌効果が続いているため、食中毒を引き起こすような細菌が繁殖して腹痛の原因になることは極めて稀です。ただし、過度な劣化によって酸化が進んだお酒は、胃に負担を感じたり風味が悪くて悪酔いしたりする原因になり得ます。異臭が強い場合は飲用を避け、煮込み料理などに回すのが安全です。
Q3:冷蔵庫に入り切らない純米大吟醸は、段ボール箱に入れて常温保存しても大丈夫ですか?
A3:段ボール箱は光を遮る点では有効ですが、室温が20度を超える春から夏にかけての常温放置はおすすめできません。繊細な吟醸香が短期間で壊れ、老香と呼ばれる重たい蒸れ臭に変わってしまいます。デリケートな純米大吟醸だけは、冷蔵庫の棚板を外してでもスペースを確保し、5度前後の低温環境で保管してください。