E-Girls『ごめんなさいのKissing You』歌詞意味と主題歌の真相

E-Girls『ごめんなさいのKissing You』歌詞意味と主題歌の真相

E-Girls『ごめんなさいのKissing You』歌詞意味と主題歌の真相の見逃せないポイントをわかりやすく整理しました。

本作を語る上で欠かせないのが、2013年9月28日に公開された東宝配給の映画『謝罪の王様』とのタイアップです。脚本を宮藤官九郎が務め、監督・水田伸生、主演・阿部サダヲというヒットメーカーが結集した同作は、架空の職業である「謝罪師」が大小さまざまなトラブルを謝罪テクニックで解決していくブラックユーモア満載のエンターテインメント作品でした。

一見すると、重厚な社会風刺とナンセンスコメディが交錯する映画の世界観と、EXILEのDNAを受け継ぐキラキラとした美少女ダンス&ボーカルグループのE-girlsは対極の位置にありました。しかし、このマッチングこそが制作陣の狙いだったと当時の映画関係者は証言しています。劇中で繰り広げられる究極の謝罪劇によって観客の感情が揺さぶられた後、エンドロールで流れる音楽には「理屈抜きの圧倒的な爽快感と明るさ」が不可欠でした。そこで白羽の矢が立ったのが、当時破竹の勢いで知名度を上げていたE-girlsでした。

映画のエンディングでは、主演の阿部サダヲをはじめ、井上真央、岡田将生、尾野真千子といった豪華キャスト陣がE-girlsのメンバーとともに曲に合わせてコミカルなステップを踏むスペシャルムービーが上映されました。公開当時の完成披露試写会や舞台挨拶の取材において、阿部サダヲは「女の子たちのキレのあるダンスに必死についていった。映画のラストをこれ以上ないほど華やかに飾ってくれた」と笑顔で振り返っており、映画のヒットと楽曲のロングセールスが完璧な相乗効果を生み出した好例と言えます。

中川 明日香
著者

中川 明日香

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。