ブランドの歴史は1996年、オアフ島の中心地であるロイヤル・ハワイアン・センター(Royal Hawaiian Center)の一角から始まった。創業者のポール・カン(Paul Kang)が掲げたのは、商業主義に流されず、ハワイの大地が育む本物の恵みを一杯のカップに凝縮するという確固たる哲学だった。
当時、観光客向けに流通していた安価なブレンドコーヒーとは一線を画し、アイランドヴィンテージコーヒー(Island Vintage Coffee Company)は希少な地元産豆のピュアな味わいにこだわり抜いた。その真摯な姿勢が瞬く間にローカルや世界中のトラベラーの心を捉え、やがてハワイアンカルチャーの真髄を伝えるアイコンへと成長を遂げたのだ。