B・W1号の下層には、同胞クルタ族の仇である「幻影旅団」が潜伏している。団長クロロ=ルシルフルをはじめとする旅団メンバーの目的は、ヒソカの抹殺と船内の宝の強奪だが、クラピカと同じ船に乗っている事実そのものが爆弾の導火線に火をつけている状態だ。
かつてヨークシンシティで繰り広げられた死闘から時を経て、両者の関係はさらに複雑怪奇なものへと変貌した。クラピカが奪還を目指す「緋の眼」の最後の所持者である第四王子ツェリードニヒの存在も絡み合い、三つ巴、四つ巴の血みどろの抗争へと雪崩れ込むことは避けられない。仇討ちの果てに何が残るのか。復讐を遂げた者が無傷で生き残れるほど、この世界の理は甘くない。