漢文の返り点問題を完全攻略!読む順番の鉄則と得点力アップの極意

漢文の返り点問題を完全攻略!読む順番の鉄則と得点力アップの極意

漢文の返り点問題を完全攻略!読む順番の鉄則と得点力アップの極意の全貌を丁寧に掘り下げてご紹介します。

返り点問題の正答率を下げる要因の1つに、漢字同士を繋ぐハイフン(熟語線・一の字点)の存在があります。2文字以上の漢字が繋がって1つの熟語を形成している場合、それらを「1つの文字の塊」として扱わなければなりません。

例えば、「読(レ点) / 新-聞」という並びがある場合、「新」と「聞」はハイフンで繋がっているため、途中で分割して読むことはできません。まず「新聞」という熟語を上から順に読み切った後で、レ点によって上の「読」へと戻ります。

ハイフンと他の返り点が絡む際、よくある典型的なミスをまとめました。

・熟語の途中で戻ってしまうミス
「新」だけを読んで「読」に戻り、後から「聞」を読むのは誤りです。ハイフンで結ばれた言葉は常に一続きで処理します。

・送り仮名に引きずられて語順を間違えるミス
漢字の右下にある送り仮名は、その漢字を読んだ直後に発音します。「返り点の指示に従って漢字を読む → その漢字の送り仮名を読む」という手順を厳守してください。

・再読文字の処理漏れ
「未(いまだ〜ず)」「将(まさに〜す)」などの再読文字は、1回目は返り点を無視して右側の読み(副詞的)を読み、文末まで進んだ後に返り点に従って2回目(助動詞的)を読みます。この特殊な動きも、基本の読み順を盤石にしておくことでスムーズに対応できます。

森 瞳
著者

森 瞳

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