2020年代前半の世界的パンデミックによる観光需要の蒸発は、スカイツリーの運営にも深刻な影を落とした。一時は展望台の入場者数が激減し、投資回収のロードマップに狂いが生じた。しかし、2026年現在のインバウンド需要の劇的なV字回復により、その懸念は払拭されつつある。
円安背景の外国人観光客の増加は、単価の高い展望台チケットの売り上げを押し上げている。ソラマチでの消費額も過去最高水準を記録しており、当初計画されていた回収期間を大幅に短縮するペースで収益が上がっている。危機を乗り越えた強固なビジネスモデルが、今まさに証明されている形だ。