キレイラインはすべての歯並びに対応できる万能な治療法ではありません。治療をスタートしてから後悔しないためにも、自分が適応範囲内かどうかを正しく見極める必要があります。
代表的なキレイライン重度適応外のパターンとしては、重度の受け口(下顎前突)や開咬(オープンバイト)、抜歯をして奥歯から歯列全体を大きく下げる必要がある重度の叢生(デコボコ)などが挙げられます。これらを無理に部分矯正で動かそうとすると、前歯が外側に倒れ込んで噛み合わせを損ねるリスクがあります。
適応の可否を判断する場となるのが、提携歯科医院で受けるキレイライン初回検診の流れです。当日は以下のような手順で精密な診断が行われます。
1. 問診とカウンセリング:歯並びの悩みや希望するゴール、予算のヒアリング
2. 口腔内検査・パノラマレントゲン撮影:歯根や顎骨の状態、虫歯・歯周病の有無をチェック
3. 3Dスキャン(iTeroなど):口腔内をスキャンし、精密な3Dデジタルデータを取得
4. シミュレーションと適応診断:現在の歯並びからどのように動かせるかを歯科医師が診断
初回検診を受けたからといってその場で契約を強制されることはありません。診断結果をもとに、キレイラインの適応範囲で希望の歯並びが叶うのか、あるいはワイヤー矯正や全体マウスピース矯正を検討すべきかを冷静に比較検討することが大切です。