園のカリキュラムや実習生が作成する保育指導案において、「だるまさんの一日」を単なる時間つぶしのレクリエーションに終わらせないためには、こども家庭庁が定める「保育所保育指針」の領域に沿ったねらいの言語化が欠かせません。
指導案に記載する標準的な「ねらい」の文例は以下の通りです。
・健康:鬼の合図をよく聞き、走る・止まるの緩急をつけて身体の動きをコントロールする。
・人間関係:友達と一緒に共通のルールを守って遊び、ポーズの面白さやスリルを共有し合う。
・表現:出されたお題のイメージを自分なりに膨らませ、全身を使って表現する楽しさを味わう。
指導法における重要な留意点として、安全な活動環境のセッティングが挙げられます。室内で行う場合は、壁への激突や転倒を防ぐため、鬼の位置から壁面まで最低でも1.5メートル以上のセーフティゾーンを確保し、床のジョイントマットや滑りやすい靴下の着用状況を事前に確認します。走るスピードを抑制したい場合は、「走るのは禁止、忍者の足(すり足)で進む」といった移動制限ルールを指導案の環境構成に明記しておくことが推奨されます。