ロングコートチワワのカットは危険?毛質変化の真相と2026年最新事情

ロングコートチワワのカットは危険?毛質変化の真相と2026年最新事情

ロングコートチワワのカットは危険?毛質変化の真相と2026年最新事情の詳細について、最新情報を詳しくお届けします。

酷暑が長期化する日本において、「愛犬が可哀想だから」と善意で行われるロングコートチワワのサマーカット。しかし、この親心が悲惨な結果を招くケースが現場では頻発しています。

都内の動物病院に勤務する獣医師は、夏の診察室で繰り返される光景について次のように警鐘を鳴らします。

「『毛を刈って涼しくしてあげた』とおっしゃる飼い主様が、熱中症や重度の紫外線皮膚炎でチワワを緊急搬送してくる事例が目立ちます。犬の被毛は断熱材の役割を果たしており、外気温の熱や直射日光を遮断しています。バリカンで地肌を露出させると、アスファルトの放射熱がダイレクトに皮膚へ伝わり、かえって体温上昇を加速させてしまうのです」

コミュニティや知恵袋、取材班が入手した飼い主の手記にも、チワワのバリカン後悔を吐露する生々しい記録が残されています。

「2歳の夏、全身を5ミリのバリカンでツルツルにしました。涼しげで可愛いと最初は喜んでいたのですが、秋になっても背中の毛がまだらにしか生えず、トラ刈りのような状態に。獣医さんに診せても『自律神経と毛根が休止期に入ってしまったので、生えるまで待つしかない』と言われ、元の長さに戻るまで丸2年以上かかりました。あの時の浅はかな判断を今でも悔やんでいます」(都内在住・30代飼い主の手記より)

バリカンによって毛根に機械的摩擦熱が加わることも、毛母細胞へダメージを与える要因の一つと指摘されています。一度失われた美しい被毛を取り戻すには、莫大な時間とサプリメント投与、高額なスキンケア治療を要することが珍しくありません。

橋本 菜々子
著者

橋本 菜々子

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。