子宮頸がんは、現代医療において「原因が解明され、予防手段が確立されている唯一のがん」です。命と子宮を守るためには、ワクチンによる一次予防と検診による二次予防の組み合わせが不可欠です。
現在、日本国内では原因となる主要なHPV型を幅広くカバーする9価ワクチン(シルガード9)が公費定期接種およびキャッチアップ接種の主流として定着しています。9価ワクチンは子宮頸がんの原因となるHPV型の80〜90%をブロックする高い予防効果を誇ります。
ただし、ワクチンを接種したからといって検診が不要になるわけではありません。ワクチンではカバーしきれない型への感染リスクや、接種前の既感染リスクに備えるため、20歳を超えたら「2年に1回」の子宮頸がん検診を生涯にわたって受け続けることが極めて重要です。