女性ホルモン投与で男はどう変わる?顔・体型の変化とリスクの真相

女性ホルモン投与で男はどう変わる?顔・体型の変化とリスクの真相

女性ホルモン投与で男はどう変わる?顔・体型の変化とリスクの真相の真相や最新動向に迫る! わかりやすい言葉でまとめました。

男性が女性ホルモン投与を開始した際、真っ先に現れる変化として期待されるのが「顔つき」と「体型」の推移です。性同一性障害のホルモン治療経過写真まとめや個人の発信を精査すると、まるで骨格そのものが縮小したかのように見える事例が散見されます。しかし、成人の骨格構造そのものがホルモンの作用によって削れたり小さくなったりすることは医学的にあり得ません。

実際起きている男性の女性ホルモン投与による顔つきの変化の正体は、顔面における「皮下脂肪の再配置」と「皮膚組織の菲薄化(ひはくか)」です。投与前は男性ホルモン(アンドロゲン)の影響でこめかみや顎周りが角張り、皮膚が厚く皮脂分泌が旺盛な状態にあります。女性ホルモンが優位になると、皮下脂肪が頬の中央やフェイスラインのくぼみを埋めるように沈着し、全体的に丸みを帯びた輪郭へとシフトしていきます。

あわせて男性の女性化に伴う肌質や胸の変化も同時進行します。皮脂腺の働きが著しく低下するため、毛穴が収縮して肌のキメが整い、触感は柔らかくしっとりとした質感に変わります。一方で、胸部では乳腺組織のタナー段階(性成熟度分類)に沿った発達が始まります。投与開始から数週間から2ヶ月程度で乳頭の奥に硬いしこり(乳腺萌出)が生じ、うつ伏せ時や衣服の摩擦で鈍い痛みを感じるようになります。その後、1年から2年以上の歳月をかけて、乳腺と周囲の脂肪組織が徐々に増生していきます。

体型全体においては、内臓脂肪型から下半身を中心とした皮下脂肪型へと分布が移り変わります。上腕や肩周りの骨格筋が萎縮(筋力低下)し、太ももや臀部に脂肪がつくことで、いわゆる砂時計型の曲線美に近づいていきます。当事者の手記や臨床インタビューでも「投与半年を過ぎたあたりから、重い荷物が持ち上がらなくなり、歩行時の重心やヒップラインの揺れ方が明確に変わった」という肉体的変化の実感が共通して報告されています。

松本 悠斗
著者

松本 悠斗

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。