介護職員や訪問看護師が実践している、失敗しないリハパンの着脱・処理のポイントを整理します。
リハパンをスムーズに履かせるコツ
本人が立った状態で履かせる場合、無理に一気に引き上げようとすると足が引っかかって転倒の原因になります。
- リハパンを履かせる前に、両手で軽く横に伸ばしてギャザーを立たせておく。
- 足を通したら、太ももの付け根までしっかり引き上げる。
- お尻を包み込むように後ろ側を深く持ち上げ、ウエストの前後が平行になるよう位置を整える。
- 最後に、鼠径部の立体ギャザーが内側に倒れていないか指を入れて外側へ引き出す(ここが横漏れ防止の最重要ポイントです)。
パンツタイプおむつ交換の頻度
交換頻度は、尿とりパッドを併用している場合は3〜4時間に1回程度(1日4〜6回)、トイレ誘導のタイミングで確認します。濡れた状態を長時間放置すると、皮膚炎(おむつかぶれ)や褥瘡(じょくそう)のリスクが高まるため、排尿サインが出ている場合は速やかに交換します。
脱がせ方と捨て方のマナー
使用後のリハパンを脱がせる際は、下におろすのではなく両サイドの縫い目を破って外すのが基本です。足に便や尿が付着するのを防ぎ、立ったままでも素早く処理できます。便は必ずトイレに流し、汚れた部分を内側に丸めてサイドのテープ等で留め、防臭袋に入れて可燃ごみとして処分しましょう。