静岡と山梨で何が違う?富士山世界遺産センターの真価と建築の謎

静岡と山梨で何が違う?富士山世界遺産センターの真価と建築の謎

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センターの存在は、周辺地域の経済循環にも大きな地殻変動を起こしている。文化庁の主導する高付加価値ツーリズムの波に乗り、富士宮周辺では地酒の蔵元や湧水グルメを巡るマイクロツーリズムが定着した。山梨の富士五湖エリアでも、センターを起点として伝統的な織物産業や御師(おし)宿坊の歴史を歩くカルチャーツアーが活況を呈している。

単なる通過型観光地から滞在型・探求型観光地へのシフト。世界文化遺産という看板を真の地域資産へと育て上げる核として、両センターは確実に機能し始めている。

池田 達也
著者

池田 達也

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。