Q1:作者は松尾芭蕉や小林一茶ではないのですか?
A1:歴史的な調査の結果、松尾芭蕉や小林一茶の句集には記載がなく、作者不詳(詠み人知らず)の教訓句とされています。江戸時代の民間伝承から広まり、昭和期に松下電器創業者の松下幸之助氏が座右の銘として揮毫したことで広く浸透しました。
Q2:「頭」は「あたま」と読んでも間違いではありませんか?
A2:意味は通じますが、伝統的な教訓句としての正しい読み方は「こうべ」です。「頭(こうべ)を垂れる」という慣用句がベースとなっており、公の場でのスピーチやビジネスマナーとしては「こうべ」と発音するのが最も適切です。
Q3:ビジネスで部下を指導する際にこの言葉を使ってもいいですか?
A3:おすすめできません。この句は本来「自分を律するための自戒の言葉」です。上の立場の者が部下に向かって使うと、「俺のように偉くなってから言え」「お前は未熟だ」という嫌味やハラスメントと受け取られるリスクが高いため、自身の所信表明や反省の弁として使うのが鉄則です。
Q4:英語で似た意味の格言はありますか?
A4:西洋にも全く同じ情景を模した諺があります。「The boughs that bear most hang lowest.(最も実をつける大枝が最も低く垂れる)」や「The fuller the ear, the lower bends the head.(穂が満ちるほど頭は低く垂れる)」などが代表的です。 (出典: 実る ほど 頭 を 垂れる 稲穂 かな 意味(Yahoo!ニュース))