SNSやデザインコミュニティ、海外向けの案内表示において、縦書き英語の失敗例は定期的に議論の的となります。特に訪日外国人向けの観光案内や公共サインで、英単語が1文字ずつ縦に積まれた表記を見かけた外国人観光客からは、「一瞬何が書かれているのか理解できなかった」「スペルの区切りが判別できない」という指摘が多数寄せられています。
また、出版現場の校正者へのヒアリング調査でも、縦書き英文のハイフン処理や改行位置の誤りが修正頻出ポイントとして挙げられます。単語の途中で不自然に改行されてしまうケースや、英字を全角で縦に並べた結果、フォント特有の字幅バランスが崩れて極端な間延び感が生じてしまうトラブルです。
読みやすさを重視する商業印刷の世界では、「原則として読者に頭を傾けさせない工夫をしつつ、どうしても横組み文字を入れるなら単語の視認性を最優先にする」というプロセスの徹底が共通認識となっています。