馬場ふみかの演技力に対しては、デビュー初期と現在で視聴者の認識に決定的な変化が見られます。初期のモデル活動が先行していた時期には、一部の掲示板やSNSで「ビジュアル先行型ではないか」というステレオタイプな先入観を持たれるケースも少なくありませんでした。
しかし、そのイメージを大きく覆したのが『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命- 3rd season』における雪村双葉の役柄です。過酷な医療現場で先輩たちに反発しながらも、自らの未熟さと家庭の複雑な事情に葛藤する姿を演じ切り、「無愛想な表情の奥にある弱さの表現が素晴らしい」「ただの新人ナースではない説得力がある」と業界内外から高い評価を集めました。
さらに決定打となったのが、主演を務めた『夫を社会的に抹殺する5つの方法』です。見逃し配信サービス(TVerなど)では深夜ドラマ枠として異例の再生回数を連発。家庭内で精神的に追い詰められ、絶望の涙を流す導入から、冷酷な眼差しで夫を追い詰めていくクライマックスへのグラデーションに対し、SNS上では「鳥肌が立つほどの怪演」「表情一つで空気を変えられる女優になった」といった称賛の声が溢れました。