Q1:スーパーで買ってきた砂肝に本物の砂が入っている確率はどのくらいありますか?
A1:日本の食肉処理施設では、開口後に高圧水流による反復洗浄と黄色い内膜の剥離が行われており、砂や小石がそのまま残っている確率は0.1%未満と極めて稀です。ただし、筋胃特有の深いヒダの奥に微小な鉱物が挟まって残る可能性は完全なゼロではないため、下処理時に軽く目視確認することをおすすめします。
Q2:砂肝を食べて「ジャリッ」と砂を噛んでしまいました。飲み込んでしまった場合、病院に行くべきですか?
A2:微量の砂粒を誤飲した程度であれば、胃酸で溶けずとも腸管を通過して数日以内に便とともに自然排出されるため、直ちに病院へ行く必要はありません。ただし、「歯が欠けて痛みがある場合(歯科)」や、「数日後に発熱・激しい腹痛・下痢が生じた場合(生焼けによるカンピロバクター感染の疑いがあるため内科)」は、速やかに医療機関を受診してください。
Q3:砂肝の下処理で、青白い「銀皮」は絶対に剥がさなければいけませんか?
A3:必ずしも完全に剥がす必要はありません。銀皮を削ぎ落とすと専門店のような非常に柔らかい食感になりますが、包丁で格子状に細かく切り込み(隠し包丁)を入れるだけでも十分噛み切りやすくなり、砂肝ならではのコリコリした弾力を美味しく楽しむことができます。
Q4:砂や雑菌が怖いので、調理前に砂肝を水道水でしっかり洗ってもいいですか?
A4:絶対に避けてください。生の鶏肉を水道水で洗うと、水流の跳ね返りによってカンピロバクターなどの病原菌がキッチンのシンクや調理器具、付近の食材に飛散し、深刻な食中毒(二次汚染)を引き起こす原因になります。表面の汚れや水分は、洗うのではなくキッチンペーパーで入念に拭き取るのが正しい下処理です。