自家製ひげ茶の味わいを決定づけるのは、抽出時の水とひげの比率、そして火加減だ。せっかくの成分を損なわず、香ばしさを極限まで引き出すプロ秘伝の黄金比と抽出手順を公開しよう。
基本となる黄金比は、「しっかり乾燥させたひげ5g(生のひげ約2本分)に対して、水600ml」。この数値を基準にすることで、渋みを出さずに深いコクと透き通った甘みを抽出できる。
抽出のテクニックにもちょっとしたコツがある。鍋に水と軽く乾煎りしたひげを入れ、中火にかける。沸騰直前にごく弱火へと落とし、蓋をしてじっくり8分〜10分間煮出すのがポイントだ。グラグラと激しく沸騰させると繊細な風味が飛んでしまうため、静かに旨みを染み出させよう。火を止めた後、そのまま2分ほど蒸らせば、黄金色に輝く最高の一杯が完成する。夕方の脚の重さや顔のむくみが気になる日に飲めば、豊富なカリウムが体に優しく働きかけてくれる。