ネット上の掲示板やSNS、YouTubeの公式チャンネルやライブ映像に寄せられるGAOに対するネットの反応を検証すると、単なるノスタルジーにとどまらない熱量の高いコメントが目立ちます。
「現在のライブ映像を観て衝撃を受けた。90年代のキーのまま、むしろ当時より太く艶のある声が出ている」「還暦を過ぎてこの立ち姿とファッションセンスは反則的にカッコいい」といった声が圧倒的多数を占めています。ライブ会場には当時リアルタイムで聴いていた50代・60代はもちろん、シティポップや90年代J-POPのリバイバルブームで流入した20代・30代のファンも目立ち、会場全体が一体感に包まれています。
また、GAOの真価は代表曲『サヨナラ』だけでなく、アルバム楽曲やインディーズ期の音源にこそ表れています。1stアルバム『ROMONTE』や2ndアルバム『Gao』、渡米後に手がけたR&B・ファンク調のグルーヴィーなナンバーなど、ブラックミュージックのフィーリングを完璧に消化した楽曲群は、音楽関係者の間でも「早すぎた名盤」として高く評価されています。