第3部隊を率いる亜白ミナは、圧倒的なカリスマとして君臨する。しかし、彼女の強さは決して生まれ持った冷酷さによるものではない。カフカとの幼少期の約束、そして守れなかった命への悔恨が、彼女の巨大な大砲を支えている。ミナの寡黙なリーダーシップは、現代の理想の上司像としても語られることが多い。
また、保科宗四郎をはじめとする第3部隊の面々も、それぞれが「自分の役割」を自覚し、命を賭して戦っている。個々のキャラクターが持つプロフェッショナルとしてのプライドがぶつかり合い、化学反応を起こす。この組織としての機能美と、その裏にある人間味のギャップが、作品のドラマ性を何倍にも引き上げている。