鬼殺隊の同期組(炭治郎、善逸、伊之助、玄弥)のなかで、選別試験時から卓越した戦闘技術を見せていた栗花落カナヲ。彼女の基本スペックは以下の通り、公式設定資料によって明確に記録されています。
カナヲは年齢16歳(最終決戦時)、身長156cm、体重46kg、誕生日は5月19日です。花柱・胡蝶しのぶの継子(直弟子のエリート)であり、全集中・常中を呼吸の基本としながら、並外れた動体視力を武器に戦線に立ち続けました。アニメ版で彼女の声を担当する声優の上田麗奈氏は、感情の起伏を押し殺した初期のウィスパーボイスから、終盤に感情を爆発させる絶叫に至るまで、息を呑むグラデーションで見事に表現し、国内外で極めて高い評価を獲得しています。
しかし、その可憐な外見の裏には、言葉を失うほど凄惨な生い立ちが存在していました。カナヲは極貧の環境に生まれ、実の親から日常的に凄惨な家庭内暴力を受けて育ちました。泣くことや苦痛を訴えることすら許されず、声を上げれば命の危険に晒される環境下で、彼女の心は自己防衛のために「感情を完全に凍結(解離)」させるに至ります。最終的に親から人身売買に出され、縄で縛られて連れ去られる途中で、胡蝶カナエ・しのぶ姉妹に救出されたという経緯を持ちます。「栗花落カナヲ」という名前すら、蝶屋敷に引き取られた後に与えられた候補の中から自ら選んだものであり、それ以前は名前すら呼ばれずに扱われていたのです。