地域の保護者が就学相談の初期段階で最も混乱しやすいポイントが、同一自治体内に存在する「埼玉県立所沢特別支援学校」との違いです。両校は名称が酷似していますが、対象とする障害種別が根本から異なります。
埼玉県立所沢特別支援学校は主に肢体不自由のある児童生徒を対象とした学校であるのに対し、所沢おおぞら特別支援学校は知的障害を対象とする特別支援学校です。この対象種別の違いを正確に把握していないと、誤った窓口へ相談を進めてしまう原因になります。
所沢おおぞら特別支援学校の学区は、基本的に所沢市全域をカバーしています。広大な市域に対応するため、市内主要駅や住宅エリアを結ぶスクールバス運行ルートが複数設定されており、児童生徒の安全な移動を支えています。ただし、高等部になると将来の自立と就労を見据え、西武池袋線や西武新宿線、路線バスを利用した「単独通学(自力通学)」の指導・訓練が段階的に取り入れられる点も大きな特色です。