我が国・日本の人口は一体いつから減少し始めたのでしょうか。統計上、日本の総人口がピークを迎えたのは2008年(約1億2808万人)でした。以降、2010年代初頭から本格的な自然減(死亡数が出生数を上回る現象)が定着し、現在に至るまで一貫して減少の坂を下り続けています。
少子高齢化の進展度合いを国際比較すると、日本の特異性が浮き彫りになります。日本の65歳以上人口比率(高齢化率)は約30%に達し、主要国の中で群を抜く世界最高水準を維持しています。
イタリアやドイツといった欧州主要国も深刻な高齢化に直面していますが、欧州諸国は移民の受け入れによって総人口の急減を一定程度緩和させてきました。対して日本は、これまで厳格な出入国管理政策をとってきたため、少子化の影響がストレートに国内人口の減少として現れてきた経緯があります。