建築家・隈研吾氏が手がけたデザインは、木材を多用した温かみと、自然光が降り注ぐ「木漏れ日」をイメージしたモザイクカラーの座席が最大の特徴だ。5色のランダム配置は、空席であっても満員の熱気を演出する心理的効果を併せ持つ。
観客席選びにおいて、最も視認性と臨場感のバランスが良いとされるのが2階スタンドの前方エリアだ。傾斜角が絶妙に設計されており、前の観客の頭部が視界を遮りにくい。1階スタンド後方は屋根の張り出しにより開放感に差が出る一方、3階スタンド最上部はピッチ全体の陣形変化や演出全体をバードアイ視点で鳥瞰できる通好みのエリアとして高い評価を得ている。