日本とハワイを結ぶ航空便では、行きと帰りで所要時間が大きく異なります。これには上空を流れる強い偏西風(ジェット気流)が直接影響しています。
日本発(ホノルル行き)のフライト時間は約7時間〜8時間と追い風に乗るため短く済みますが、復路となるハワイ発(日本行き)は強い向かい風に逆らって飛行するため、約8時間30分〜10時間と1時間半から2時間近く長くなります。
このフライト時間の構造を踏まえたうえで、渡航者が最も意識すべきは「機内に入った瞬間の時計の合わせ方」です。
日本を出発する便の多くは、夕方から夜(19時〜22時頃)に離陸します。飛行機に乗り込んでシートベルトを締めた段階で、腕時計や手動設定のスマートフォンを「ハワイ現地時間(日本時間+5時間)」に変更してください。たとえば日本時間20時に離陸する場合、ハワイはすでに深夜の午前1時です。
「離陸したから映画を2本観よう」と夜更かしをしてしまうと、現地時間では朝の5時や6時になってしまい、実質的な徹夜状態でホノルル空港(ダニエル・K・イノウエ国際空港)に到着することになります。搭乗直後から現地時間に頭を切り替え、機内食を食べ終えたら速やかにアイマスクと耳栓を装着して睡眠を確保することが、滞在中のパフォーマンスを左右します。