Q1:鮎の頭や骨がどうしても硬く残ってしまいます。何が原因ですか?
A1:最大の原因は「素焼きの不足」または「下煮の段階で糖分を早く入れすぎたこと」です。素焼きで骨の芯まで熱を通し、味付け前の「番茶での下煮」を最低1時間(圧力鍋なら加圧35分以上)行ってから調味料を加えてください。
Q2:冷凍の鮎を使っても美味しく甘露煮にできますか?
A2:十分に美味しく作れます。ただし、解凍時に出るドリップ(水分)をキッチンペーパーで徹底的に拭き取り、粗塩を振ってぬめりを洗い流してから素焼きに入ってください。解凍状態のまま煮汁に入れると生臭さが残るため、素焼きの工程を通常より念入りに行うのがコツです。
Q3:甘露煮に適した鮎のサイズや時期はありますか?
A3:骨まで柔らかく煮やすいのは初夏(6〜7月)の12〜15cm程度の若鮎です。秋(9〜10月)の子持ち鮎は卵の濃厚な美味しさが魅力ですが、煮崩れしやすいため針打ちや弱火での丁寧な火加減が必要になります。初心者はまず中小型の若鮎から挑戦するのがおすすめです。
Q4:仕上げに照りを出す裏ワザはありますか?
A4:煮汁が残り少なくなった最終段階で「水飴」または「みりん」を大さじ1〜2回し入れ、強めの弱火で煮汁をスプーンですくいながら全体に何度もかけ流す(打ちタレ)と、プロ顔負けの鏡のような照りが生まれます。