レモンライム炭酸飲料の二大巨頭として常に比較されるのが、セブンアップとコカ・コーラ社の「スプライト」です。見た目が同じ透明炭酸であるため混同されがちですが、飲み比べると明確な設計思想の違いが存在します。
両者の最大の違いは、「酸味の立ち上がり」と「後味の抜け感」にあります。スプライトはライムのフレッシュな酸味と強めの炭酸刺激がガツンと前面に出るインパクト重視の味わいです。一方でセブンアップは、レモンのマイルドな香りとライムのほのかな苦味がバランスよく調和しており、甘みが口の中に残りにくいスッキリとしたドライな後味が際立ちます。
カクテルやモックテルの割り材(ミキサー)としても、ベースとなるお酒や果汁の風味を邪魔しないセブンアップがバーテンダーから長く重宝されてきた歴史があります。