民放キー局のゴールデン帯バラエティで厚切りジェイソンを見る機会が減ったことで、検索窓には「厚切りジェイソン なぜ見ない」「消えた理由」といったワードが並びます。しかし、民放関係者への取材や出演履歴を精査すると、業界から追放されたといったトラブルは一切確認できません。
露出が減少した最大の要因は、タレント活動に対する優先順位の再定義にあります。ブレイク直後から彼は「芸能活動は本業ではなく、自己表現やメッセージ発信の場」と公言してきました。拘束時間が長く、制作側の意図に合わせたリアクションが求められるひな壇バラエティの出演を絞り込み、教育番組(NHK Eテレ『えいごであそぼ Meets the World』など)や経済・ビジネス系メディアへの出演へシフトしています。
自著やインタビューの手記において、彼は「他人の期待に応えるためだけに自分の貴重な時間を安売りすることはない」と語っています。すでに経済的独立を果たしている彼にとって、消耗の激しいタレント活動にしがみつく動機は皆無であり、現在の状況は「消えた」のではなく、自らテレビ出演を厳選した結果といえます。