国内ゲーム市場に関してネット上で時折見られる言説に、「国産ゲームはガチャ依存の重課金システムばかりで、無課金ではまともに遊べない」という固定観念があります。しかし、これは2010年代半ばのソーシャルゲーム黎明期のイメージを引きずった誤解です。
現在の国内パズルゲーム市場は二極化が進んでいます。大型ソーシャルゲームは競技性やコレクション要素を高める一方で、純粋にパズルを楽しみたい層に向けては広告なしパズルゲーム日本製の買い切り配信や、少額の「広告非表示パス」を導入するタイトルが急増しました。開発費の高騰するアクションゲームと異なり、パズルジャンルはアイデアとチューニングの完成度で勝負できるため、国内の中小インディーデベロッパーが過剰な集金システムを排した良作を数多く供給しています。
また、「無料ランキング上位の海外製の方がダウンロード数が多いから安心」という見方も危険です。海外ハイパーカジュアルの中には、大規模な広告宣伝費を投じて一時的にインストール数を稼ぎ、数カ月でアップデートを打ち切る「焼き畑農業的」な運営スタイルが少なくありません。数年間、あるいは十数年間にわたり丁寧にバグ修正やOSアップデートへの追従を続けているのは、国内の法人が運営するタイトルの強みです。