関西や九州、沖縄などで「ふだん草(不断草=季節を問わず絶えず収穫できる草)」として親しまれてきた歴史を持つスイスチャードは、日本の伝統的な家庭料理である和え物や常備菜にも見事に適応します。
絶妙なコクと旨味「スイスチャードのツナ和え」
さっと塩茹でして冷水に取り、水気をしっかり絞ったスイスチャードを3cm幅にカットします。そこにツナ缶(オイル漬けがベスト)を油ごと加え、めんつゆ(または醤油・白だし)、いりごま、少量のマヨネーズで和えるだけで完成します。ツナの濃厚なイノシン酸と油分がスイスチャードの微かな苦味を包み込み、野菜嫌いの子どもでも箸が止まらなくなる副菜に仕上がります。
素材の旨味を引き立てる「スイスチャードのおひたし」
硬めに下茹でしたスイスチャードを、出汁4:薄口醤油1:みりん1で合わせた冷たい浸し地に漬け込みます。アクセントにかつお節やすりごまを振れば、彩り豊かで上品な小鉢になります。冷蔵庫で2〜3日は色褪せず日持ちするため、ふだん草の簡単常備菜としてお弁当の隙間埋めにも重宝します。