日本屈指の夜の街として名高いすすきの。そのきらびやかな景観の下、地下800メートルという深層から毎分贅沢に汲み上げられているのが、「すすきの天然温泉 湯香郷」の誇る自家源泉だ。泉質はナトリウム・塩化物温泉(弱アルカリ性低張性温泉)。肌にまとわりつくようなしっとりとした感触があり、湯上がり後もポカポカとした保温効果が持続する。
札幌市中央区の市街地で、本格的な日帰り天然温泉をこれほどの規模感で維持し続けることは決して容易ではない。御影石を贅沢にあしらった主浴槽や、夜風が火照った肌を優しく撫でる露天風呂「禅」、さらに檜の香りが漂う浴槽など、多彩な風呂が計算し尽くされた動線で配置されている。薄野のネオンに照らされたアスファルトの直下に、太古の恵みが眠っているという事実そのものが、訪れる者の旅情を強く刺激する。