血統面およびコース適性の観点から共同通信杯 血統 傾向分析を行うと、東京の長い直線で求められる明確な血統トレンドが存在します。かつて猛威を振るったディープインパクト直系やハーツクライ直系に加え、近年はキタサンブラック産駒、エピファネイア産駒、さらにはキングマンボ系(ドゥラメンテやロードカナロア)を引く馬の好走が目立っています。
このコースで問われるのは、単なる瞬発力(切れ味)だけでなく、坂を駆け上がった後のラスト1ハロンで失速しない「持続力」と「パワー」です。母系に米国型のスピード血統(ストームキャット系やヴァイスリージェント系)や、欧州の重厚なノーザンダンサー系を内包している馬は、厳しい瞬発力勝負のなかでも最後まで脚色が鈍りません。
一方、共同通信杯 枠順 有利不利においては、開幕間もないDコース使用時特有の傾向が現れます。基本的には内枠有利と見られがちですが、共同通信杯に限っては3枠〜6枠の中枠勢が安定した勝率を誇っています。最内枠は包まれて直線で前が壁になるリスクを孕み、逆に大外枠は最初のコーナーまでの距離が短いため外を回らされるロスが生じるため、中枠からスムーズに先行集団の直後を確保できる枠が最もレースを進めやすいと評価されています。