ミスマガジン獲得以降、数々の誌面を飾ってきた彼女だが、そのスタイルは年々成熟を増している。単に美しさを切り取るだけでなく、ストーリー性を感じさせる表現力が高く評価されているのだ。
近年のファッション誌やウェブメディアでのグラフィックワークでは、意志を感じさせる目元と洗練されたシルエットが印象的だ。単なる被写体にとどまらず、フォトグラファーやスタイリストの世界観を解釈して身体で表現するプロフェッショナリズムが光る。
「昔は『可愛く映りたい』という気持ちが強かったかもしれません。でも今は、その写真がどんな空気感を纏っているか、一枚の画像からどんな物語が立ち上がるかを大切にしています」。そう語る表情には、職人技とも言える美へのこだわりが滲む。